ゼロサムの投資ゲームを考える

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ゼロサム下における投資ゲームの優位性を考えると、

  1. 自分よりも後に同じ方向にポジってくれる人がいる
  2. 自分と逆のポジの人が損切りしてくれる

このいずれかしかない。

1だとトレンドフォロー戦略という形になるけど、天井を買うと先に買った人に利益確定されて(カモられて)しまうので、なるべく先に買った人が売り切った時のようなできるだけ安い値段で買いたいところだし、2だと大多数の人が同じ方向にポジりそうなチャートや材料が出現し、かつ誰もがびっくりするような逆行が始まった時とかに真価を発揮するだろう。

トレードは自分がポジった後の状況変化に無力なゲーム。麻雀で例えるなら、自分がカンチャン待ちで吹っかけて先制リーチしたら、親がいきなり暗カンしてドラが全部乗って追っかけリーチしてきたとかそんな感じの状況が頻繁に起きる。

先に積み上がったポジションよりも後の急激な状況変化の方が圧倒的に強いので、トレンドも後の材料次第で簡単に崩れるし、サプライズの暴騰や暴落、損切りを巻き込んだロスカットもよく起きる。

この先のチャートの動きなんて誰にも予測できない。

言ってしまえば明日アメリカにテロが起きていきなり株価が大暴落する可能性だってあるわけで、そんなもん誰にも予測できない。それがもし米経済に好材料が出てて株が買われている時だったら…。

優位性とはとどのつまり、他の市場参加者の心理と行動を読んだ上で、カモることに徹することなのではないかと。

自分の後に同じ方向にポジらせるか、逆のポジションを損切りさせるか。

他のプレイヤーからカモるかカモられるか、これこそが投資という不完全情報ゲームの正体なのである。

なんつって。

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