強弱インジの罠3(完)

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1、2と続いてこの話題なんだけど、色々考えてわかったことは強弱チャートが示すものはあくまで変化率であって、一番売られた通貨から一番買われた通貨へ資金が移動したと考えるのは少し違うということ。

例えばBrexitの時を思い出してみる。英経済もとい世界経済悪化のリスクがポンド売りと円買いを誘発したんだけど、ポンドから円に資金が流れたのかといえばこの解釈の仕方は非常に危険である。

たしかに結果流れてはいるんだけど、じゃあポンドを売った人が円を買ったか、円を買った人がポンドを売ったかといえば必ずしもそうとは言えない。もっと言うとGBP/USDのショート、USD/JPYのショートが起こっただけであって、GBP/JPYのショートがメインで起こったわけではない。両通貨ペアの取引高も違うだろうし。

あと強弱チャート上ではポンドと円が逆相関していたけど、じゃあポンドが売られれば円が連動して買われるのかといえばそれも間違い。両通貨に直接の因果関係はない。

見せかけの相関ってやつやねこれ。騙されたわ。

まとめると事象Xが引き金で通貨Aの買い、通貨Bの売りが起こった時に、通貨Bから通貨Aに資金が移動したと安直に解釈するのは危険である。

これを踏まえて強弱チャートを見ると解釈がとても簡単になった。

相関が出る時ってどんな時?

→事象Xが通貨Aの買い、通貨Bの売りを同時に誘発している時

相関が出てる時ってどんな通貨ペアが取引されてるの?

→各ドルストレートペア。クロスがメインではない。

事象Xが起こった時に通貨Aと通貨Bをクロスで同時に取引できんじゃね?

→できる。効率が良い。でもサポレジの関係上両通貨のドルストペアは見た方が良いかも。

相関していれば通貨Aが買われたら通貨Bが売られるんじゃね?

→事象Xが起こらないとだめ。

ふーこれで頭の中がすっきりした。あとは強弱チャートはある基点から各通貨がどれだけ変化したかを表すので、相関分析をする際は計測する基点がものすごく大事になると思った。

トレードって結局、相関分析により値動きのテーマを割り出し、事象の織り込みが起こった時に流れに乗るという事なんだなぁ。一連の流れがちゃんとできりゃー無限に儲かりまくるはず。

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Comment

  1. うどん より:

    勉強になりました。
    ありがとう。

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